バチ抜け
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バチ抜けとは環形動物門多毛綱の生殖行動を指す言葉です。
広島では毎年1月〜2月、大潮〜中潮にかけてバチ抜けがおこります。
雲が低く、地上の明かりが雲に反射して明るい場合は小潮でも抜ける事があるようです。
太田川では雑誌に良く出る東京湾のバチ抜けと異なり、底から抜けたバチが強い流れで一気に流される為肉眼では確認しづらいと思います。
その為、湧昇流でバチが水面まで流される場所を表層で釣る以外はボトムを狙う事になります。
(これを底バチと言うようです。)
表層にバチが流れている時は“ピチャッ”と言ういやらしい音のライズが頻繁に起こります。
まずイダ(マルタウグイ)やメバルが反応し、その後でシーバスが始まる事が多いように思います。
この場合は細身のシンペンで、水面で引き波を立てるギリギリのスローで攻めると良いと思います。
常夜灯の有無はバチ抜けの発生には関係ないと思います。 |
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バチ抜けの実績がある場所
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その他にも良い場所はあると思うので、是非探してみて下さい。
場所の特徴としては、「投げ釣りの盛んな場所」「砂と泥の混ざる底質」「直径20cm以上の石が点在する場所」が挙げられると思います。
普段からバチが多いからハゼやキス等が集まりやすく、石の裏側がバチの隠れ場所になる為だと思います。 |
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