太田川水系で孵化した稚鮎は、太田川放水路〜八幡川河口付近で越冬すると言われています。
(ですので、稚鮎の遡上は放水路限定の可能性が高いですが、他の川でも試してみて下さい)
その稚鮎の遡上が3月ごろから始まり、シーバスもそれを追ってかなり上流まで遡上します。
この天然鮎の稚鮎サイズが6cm程度です。
稚鮎は日中に群れを成して遡上をする習性があるので、稚鮎の遡上が始まるとデイゲームが有効になるようです。
また、基本的に遡上する群れをシーバスが狙う為、下げではダウン〜ダウンクロス、込みではアップ〜アップクロスが有効となり、遡上する稚鮎付きに付いてはUターンメソッドはあまり有効とは言えません。
夜間は分散し浅瀬で休むので、流れが出て流下するタイミングに捕食が行われる為、日中と夜間で流れに対するアプローチが変わります。
また、5月頃に太田川漁協が飼育した稚鮎を上流で放流する為、梅雨時期以降のいわゆる増水パターンにかなり絡んでいると考えられます。
こちらは7〜8cm程度と言われているので3月頃に遡上するものより大きく、本川筋にも流されるようです。
秋の落ち鮎についても放水路限定と言うことはありません。
ポイントとしては大きめの石や岩が沈んでいる場所がお勧めです。
祇園水門〜祇園新橋までの間に瀬があり、ある程度成長しないとそこは越えられないと考えられるので、祇園水門より下と祇園新橋で稚鮎のサイズが異なるようです。
(一年魚ですので成長が早く、祇園新橋の稚鮎の方が大きい)
2009年の鮎釣りの解禁日が05/31なので、その頃にまでにはサイズも最低10cm以上の成魚になり、高瀬堰を越えると思われます。 |
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